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ステータス・カウンタが回らない

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引き続き、自分を冷静に見つめることとしよう。

「スピーキング」だが、これはその性格上、学校教育で学ぶことが最も難しいということはすでに述べた。正答が確定しにくく、採点がむずかしく、教材の確保もむずかしい。最近しばらくの私のテーマはこのスピーキングをいかによく学べるかということであり、その手法開発に四苦八苦しているのである。
さてその四苦八苦の結果、スピーキングが得意になったかというと、道半ばである。スピーキングについてもう少し細かく見てみよう。
スピーキングの前提段階としてある発音についてだが、これはある程度練習したところ多少充足感があり、もちろんまだまだ課題はあるものの、カタカナ英語でガンガン話している人などをたまに見るに、このある程度の充足感があればそれ以上をあまり深追いすべきでないという結論に至った。発音を学ぶことはリスニングにもよい影響をもたらすと思われるのではじめに勉強すべきではあるが、通じる英語のための必須レベルとしてはそう高いものではないということは把握しておいてよいだろう。
スピーキングと聞いて一般に想定されるのは、頭に浮かんだ日本語を瞬時に翻訳する能力である。基本的にはこれを鍛えることになるのだが、これには文法の知識と語彙が前提となり、どの文法表現を選択するかという判断、時制や人称による文の変形の適用などをすばやくこなす必要がある。これを一種のスポーツだと捉え、パターンプラクティスを繰り返すことで反応速度を上げるというのが勉強の基本となる。
今挙げた、文法表現の選択および時制や人称による変形については、もちろん意識的に操作できるようになることが前提であるのだが、おそらく勉強しているうちに多少フィーリングで無意識的にこなせるようになることが望ましい。つまり三人称単数が主語のとき、動詞にsがつく響きのほうが自然に感じられ、無意識のうちにsをつけて発音するようになること、また、頼みごとをする際などに、その文法知識からではなく、申し訳ないという気持ちから自然にwillよりwouldが選択されるというようなことである。これらは英語的フィーリングの習得と言えると思うが、スピーキングの上達のためには避けては通れぬ道ではないかと考えている。この習得のためには、もちろん文法理解や知識の習得も大切であるが、いわば他文化理解といった視点からの研究が必要となると思う。このために言語そのものの成り立ちやネイティブの細かい使い分けなどを調べることは楽しく奥深いものであり、私が進んで取り組んでいることである。また、外国のドラマを見ることもこのフィーリングを感覚で理解するのに非常に有効であろう。
さてさらにスピーキングについて加えておくならば、挨拶や相槌、慣用句などのいわば丸暗記のようなものも必要となる。挨拶などは文法的理解で習得するものではなく、こういう場面ではどういう言葉をかけるかというものがある程度決まっているものである。難解なものではないにせよ、前述してきた思考回路とは別軸からのアプローチが必要となり、また日常的には頻繁に唐突に差し込まれるというのも特徴である。これも繰り返し練習することで反応速度を上げることが基本ではあるが、文章翻訳よりさらに生き物的でありまたフィーリングにも近いものとして、やや特別な注意を払いながら習得するべきものである。
スピーキングに対してさまざまなアプローチを考えては試している日々ではあるが、レベルとしてはどのくらいなのだろうか。私はたまに英会話カフェという、外国人と英語で話す機会が設けられたカフェスペースのような場所に訪れることがあるが、正直に言ってしどろもどろである。スッと英語が出てくるときもあるが、すこし言葉に詰まると後が続かなくなってしまう。おそらく習得単語量の不足や、単語が思い浮かばなかったときの説明や迂回、その際の文構造の把握などが原因としてあり、またそこに生来の尊大な羞恥心などが追い討ちをかけるのだと推測する。単純には、練習不足、経験不足だと言える。
スピーキングは私にとって楽しんで勉強できる分野ではあるが、楽しさの追求のため、効率としてはあまりよくないように思われる。RPGで言えば、最初の村から少し離れた洞窟で狩りを楽しんでいるというところなのだろうか。レベルは4程度と考えたい。

最後に「リスニング」である。私はもしかして生来英語のリスニングが不得意なのではないかと思うところがある。前述した英会話カフェでの会話にしても、私だけ英語が聞き取れていないということがある。英会話はコミュニケーションであるから、お互いのキャッチボールがうまく往復することで成立する。つまりスピーキングだけうまくなっても、英会話は成立しない。スピーキングのレベルに合わせるようにリスニングも鍛えなければいけない。
英語を聞き取れるようになるためには最低2万時間のリスニングが必要だと聞いたことがある。真偽については置いておくが、私の読んだ別の本でも、まずは膨大な量のインプットが習得の早道であるということが書いてあった。また、できれば年の小さいうちからがよいということであった。

思えば、子供時代はあまり英語に触れぬ日々であった。もっと幼少期には両親が英語教材を買い与えてくれていたようにも思うが、継続的に大量に摂取するまでには至らなかったのだろう。そうであれば、一刻も早く、大量に英語をインプットする必要がある。
そこで英語ドラマやポッドキャストなどをよく聞くようにはなった。なったが、2万時間には程遠い。少しでも効率を高めるため、意識的なリスニングができるよう心がけてたり、様々な工夫を試みてもいるが、まだまだ道のりは長いだろう。ようやく旅が始まったというところだろう。現在のレベルは3くらいあってほしいと思うが、低めに見積もって2としておく。

こうして私は私のステータスを把握することとなった。
リーディングLV5
ライティングLV2
スピーキングLV4
リスニングLV2

こんぼうかどうのつるぎを装備し、ドラキーを倒しているレベルである。こうして冷静に見ると、おぞましいほどに弱い。しかし誰でも最初はレベル1だったのである。ここから、どこをどうやってどう伸ばすかが考えどころなのである。今現在は、スピーキングおよびリスニングを伸ばすことをしばらく考えていたいと思っている。いつか勇者として胸を張れる日が来ることを願って、日々スライムを倒すのである。