iPadでドン勝あそび

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こんにちは。ゲームしますか?

子供の頃は遊びたくても買ってもらえなかったゲーム、大人になれば遊び放題かといえばそうでもなく、大人にとってもゲームは普通に高いものだったのでした。そして遊び時間は子供の頃より減り… いつしか最新のゲーム機は諦める生活になっていました。しかし時は総スマホ時代。いまやスマホが最新のプラットホームだと言っても過言ではありません。ガチャ破産だのソシャゲ疲れだのと、いい時代かどうかはともかく、どの時代よりもゲームが身近な時代になったことは間違いないでしょう。

先日iPadを買ったのですが、今まで型落ちのAndroidを使っていたため、スマホゲーム環境が大幅パワーアップ。気になっていたゲームを入れてみたところ、見事にはまってしまいました。

それがpubgモバイル。正式名称は「 Player Unknown’s Battle Grounds Mobile 」。100人のプレイヤーが同時に戦場に降り立ち、武器や回復アイテムを拾いながら最後の一人になるまで戦うシューティングゲームです。

そもそものPUBGはPC用ソフトとして発売され、大人気だったものの、Windows版のみということでMac持ちだった私は諦めていました。また要求スペックが高く、あと参加プレイヤーのレベルが高そうなことも手が伸びない要因でした。

モバイルでは、中国ソフトメーカーがpubgとほぼ同じゲーム「荒野行動」が一足先に人気となっており、後から本家pubgモバイルが進出した格好になりました。この辺りの権利の問題は揉めているようですが、結局荒野行動もそのまま生き残るんじゃないか、という話をどこかで読んだような覚えがありますね。

さてpubgモバイルですが、FPSファーストパーソンシューティング:一人称視点でのシューティング)が苦手な私でもどっぷりハマることができました(正確にはpubgはTPS(サードパーソンシューティング:三人称視点でのシューティング))。それは適切な量のチュートリアル、適切なランク分け、課金によるプレイへの影響なし、という要素が大きかったと思います。

まずチュートリアルですが、ほとんど無いようなものでした。その代わり、最初の方のレベルでは直接他のプレイヤーと戦うことはほとんどなく、CPUの多い対戦になります。つまり実戦を通して戦い方を学んでいくんですね。また、これが上手いところだと思うのですが、ゲーム中に対面した相手が対人かCPUかというのは一見分からないんですね。なので最初から緊張感を持ってゲームに臨めますし、急いで操作を覚えないとヤバいぞ!というモチベーションにもなるわけです。私はよくあるソシャゲのチュートリアルがだるくて嫌いで、よくチュートリアル中にアンインストールしていたほどだったので、この導入には本当に救われました。

適切なランク分けについてですが、本当になんの変哲も無いランク分けではあります。試合ごとに活躍ポイントのようなものが増減し、そのポイント別にランクが決まるのです。しかしこのランク分けとランクマッチが上手くいくのも、プレイ人数が相当多く活気があるからこそではあります。ランク分けしたところで人数が集まらないということはあり得ますからね。このランク分けのお陰で、何人かは倒せるんだけどドン勝は難しいんだよな!という具合の楽しい難易度になっているのだと思います。

そして課金によるプレイへの影響なし、という点ですが、これが特に大きなポイントだと思います。課金はアバターの見た目の変更のためくらいで、ゲームプレイには一切影響がありません。課金して銃の威力が上がったり、体力が増えたりはしないわけですね。「どうせお金かけたプレイヤーにボコボコにされるんでしょ」という諦め感が漂うソシャゲが多い中で、このpubgの姿勢はすごくモチベーションに繋がります。

そんなわけで私は子供が寝た後の一服としてpubgモバイルをひと遊びする、というタイムスケジュールが定着してきました。それにしてもドン勝は難しいです。最近ようやく勝てるようになってきて、それでもまだ3回しか勝ててません。もっと上手くなって、コツなどを語れるようになればもっと面白いのでしょうが…ここから先は課金の差ではなく、時間と才能の差ですね。マイペースに遊ぶしかなさそうですが、ランクマッチがうまく機能していれば、楽しく遊ぶことには困らなそうです。

それではまた。