2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ヒステリック文法

「ハローエブリワン、ハーワーユー」「「「ファイン、センキュー、アンドユー?」」」「ファインセンキュー、シッダンプリーズ」これが中学の英語のお決まりの出だしであった。みんなで挨拶するから、自然と、ゆっくりはっきり一語一句しっかり声をそろえて…

甘い学習

英会話カフェというものがあって、これはいわゆる英会話教室よりももう少し敷居を低くした英会話練習施設である。私の行ったところは無機質な部屋に2人程度外国人がおり、フリードリンクを適当に自分で飲みながらあとは好きにしてというようなものであり、こ…

ステータス・カウンタが回らない

引き続き、自分を冷静に見つめることとしよう。 「スピーキング」だが、これはその性格上、学校教育で学ぶことが最も難しいということはすでに述べた。正答が確定しにくく、採点がむずかしく、教材の確保もむずかしい。最近しばらくの私のテーマはこのスピー…

ステータス・カウンタは回る

納得できる勉強を続ける前の前提として、自分の力がどれくらいあるのかを把握する必要がある。しかし人の能力というのは単純に数値化できるものではない。私はテストを受けたがらないからなおさらである。あくまで目的は、納得のいく勉強のための自己把握で…

オノマトペの宿主

このブログは正しい英語については全く保証できないので、基本的に英語についての断定は避けているつもりである。英語ができないし何も分かってはいないが、文体は偉そうに書くというのがスタンスのひとつである。 しかしこれくらいは断定させてもらおう。「…

パッと言う

日本語で書かれた文章から英語を生成しようとすると、どうしても単語や直訳からの並べ替えといった作業が発生してしまう。感覚からダイレクトに英語にする練習というのはどうやったらできるだろうか。 目の前に相手がいて、実際に会話をする、というのが一番…

沼地に生息する玉ねぎの皮

英語は、というより、言語は、沼であり、生き物である。ベトベトンみたいなものだろうか。 言語は今まさに使われるなかで変化しているものであり、その正しさを固定しておくことはできない。使われていくうちに、なぜか意味が拡張したり反転したりする。なぜ…

私はここにいません

フレンズの日本語字幕なし視聴だが、エピソード2-1からはじめている。学習スタイルが定まらないままエピソード1をだらだら繰り返し見ていたので、気分の切り替えのためにエピソード2から改めて見始めたのだった。 キャラクターの感情がこもったせりふはリズ…

ビデオオンデマンドサービスの憂鬱

以前書いたが、英語学習に良いと聞いたのでフレンズを見ている。実に面白くてどんどん見ているが、どんどん見たいがために、英語字幕を諦めて日本語字幕で見ている。 それでもリスニングの足しにはなるだろう、一周見終わったら英語字幕でもう一度見よう、な…

言葉とイメージの狭間には

瞬間英作文をやる。瞬間英作文は単純な素振りトレーニングなので、飽きやすい。飽きてくると、些細なことが気になってくる。 私が弟の部屋に入ってきたとき、彼は寝ていた My brother was sleeping when I came into his room. たとえばこういう訳文があり、…

瞬間英作文

スピーキングはスポーツである。よって素振りをこなすことは、本番環境でパフォーマンスを発揮するために有効なトレーニングである。そして今必要としているのは、朗々と語りあげる演説のようなものではなく、日常で交わす会話のようなレベルであるから、長…

感覚言語の切り替え

「めんどくさい」は「I can't be bothered」でどうか。とほぼネイティブの友人に聞いてみたら、私が予想していた反応速度よりも若干遅く、「そうだね」との返事があった。 この若干の遅延が問題である。スポーツの世界では、コンマ秒で全てに差がついてしま…

二万時間の洞穴

一説には、英語を十分に聞き取れるようになるためには、二万時間のインプットが必要だと言う。 二万時間。一日が24時間だから、その全てを英語に捧げたとしても833日分。2年半である。 この数字の根拠がどこにあるか、それが本当かどうかということはひとま…

だるい、めんどくさい

英語に慣れるには、数をこなすことが必要だ。 言葉というのは、フィーリングをできるだけすばやく、的確に、口の動き、舌の動き、声帯の振動、息継ぎなどで表現するものだから、一種スポーツのようなものだ。そういうわけで、口に出し慣れるというのは、スピ…

大前提

大前提として、私は英語ができない。 このブログは、あくまで私が英語を勉強するさまを書き付けるものであって、正しい英語を広く一般に伝えるというような価値のあるものではないことを断っておく。 また、勉強法などについてはさまざまに見当を重ねていく…

どこに行くの?

英語をやっていく。 英語の勉強の方法やスタンス、目標、心得などは全て後回しにし、まずは場当たり的にメモ代わりとして書き付けていく。 どこへ行くの? 初歩の初歩の英語かつ相当な頻度で使われる英語である。こんなものは何の苦もなくさっと口から出てき…